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綾雛山まつり

綾の「ひな山」   第13回 綾雛山まつり



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(綾 中心街)


先の日曜日 / 子どもたちと / 綾の“雛山まつり”へ出掛けた










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(綾ふれあい館)


綾の“ひな山”は / 江戸時代に始まり / 北麓の梅藪(うめやぼ)地区が / 発祥の地とされている / 女性は“山の神”とされ / 女の子が生まれると / 山の神にふさわしい風景を / 山や川から集めて来て / 「ひな山」をこしらえ / お祝いをしたそうである / コケや花木などはすべて本物である










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(日高良子宅)


雛山を創作展示されているところは / 町内22ヶ所 町外3ヶ所 / 日曜の午前中に仕事を済ませ / 午後からリーフレットを片手に / 中心街から見て回る / おそらく全て見られないだろう / どれも全て手づくり










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(綾町シルバー人材センター)


入口の手打ちそばは完売 / 朝からゆっくり回る方が楽しめそう / 沈丁花のいい香りが漂う










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(熊須碁盤店)


熊須碁盤店の雛山は大きく / なかなか風情もあり / 様々な場面は異次元へと誘う










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(熊須碁盤店)


焼き魚 お酒 御馳走などは / 豆粒ほどの大きさだが / 手づくりの味わいが醸され / 作り手の温もりを感じさせるような / 精巧なものだった / こんな風に“酒宴”を楽しめたら / 素敵だと思う










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(熊須碁盤店)


これは酔狂な御仁 / 独りのんびり 釣りを楽しんでいる / 谷川の下には / ほんものの魚が泳いでいた / 着物も皆お洒落である










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(熊須碁盤店)


3、4間ある雛山の端にも / 様々な趣向が凝らされていた / ドッジボールなどの球技はスポーツだけど / “毬遊び”には何処か情緒がある / 時間の流れ方も違うのだろう










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(リーフレット・景品)


綾雛山まつりは / 3月3日まで行われている / スタンプ・ラリーを終えて / 抽選会場でくじを引いたら / 鶏の炭火焼きが当たった / 綾町の加工食品は無添加が多い / “アミノ酸等”などと原材料にあるのは / 体にはよくない / 雛山を愛でた後は / ほんものセンターに立ち寄り / 美味しくて安い有機野菜を買うのもおススメ / 色々な雛山を見て回るには / 一日かかるだろうなぁ










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(夕方の公園)


陽が落ちる前 / しばし公園で子どもたちは遊んだ










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(夕方の公園)


菜の花の鮮やかな色は / 誰が創造したのだろう / 今度 山の神に聞いてみようか















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テーマ : コレ知ってる?
ジャンル : ライフ

Tag:綾の自然・風土  Trackback:0 comment:4 page to top

客人 卒業生 山師

突然の客人 第1期卒業生&山師



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(賢治の学校 綾自然農生活実践場 東側畑)


雨天の翌日 / 晴れた日の朝 / 畑は煌めき / 草々は背伸びをしているようだった










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(東側畑)


ツルツルした金柑は / オレンジ色の丸みの / その輪郭を / 陽に融けさせていた / 一個ちぎって口に放り込む / 朝の光も一緒に飲み込んだのか / 新鮮な空気の味も感じた










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(東側畑 四男)


四男は6歳になった / 誕生日の夜 / 「パパ 今まで寝てくれてありがとう!」 / と彼は言った / 添い寝をすることはもうないだろう / こちらこそ、ありがとう! / 汚れた僕の心を洗い流し / 人間を信じることを教えてくれた君 / 幼子の存在は喜びに溢れていた / これからも走り続けよう / 深い谷を歩き / 高い峰を登るように










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(客人の愛車)


先週 突然 / 若者の客人が現れた / 自転車で大坂から来たという / 東京・賢治の学校 第1期卒業生の水口龍太郎と言います! / そう自己紹介をしてお辞儀をされた / 東京・賢治の学校での高校生時代 / ここへサマーキャンプに訪れ / 3週間自然農のことなどを体験したと言われた / 彼の爽やかな笑顔に惹かれ / 「今、部屋が空いているから、今日はここで休んで下さい」 / と申し入れ 山猫軒(食堂)でお茶を飲み / 少し話をしてから 僕は再生作業に戻った

彼は現在 東京の大学3年生 / 考古学を専攻し 気象予報士を目指している / 今回の自転車での旅は / 論文テーマのための古墳研究を兼ねている / 綾町の隣にある西都古墳と博物館を観た後 / 懐かしくなりここへ立ち寄ったのだ / 何故自転車かというと / 各所の風土や地勢を掴みたいからだという / 野宿をしたりパスタを茹でたり / ほぼ全国の3分の2は走ったという / そんな話の内容に懐かしさを感じながら / 自立した若者のたくましさに / 胸を打たれるものがあった

丁度その日の夜は用事があり / 語り合う時間が持てなかったのだけれど / 鳥山先生(東京・賢治の学校代表)の教育理念が / 彼を通して伝わって来たのだった / シュタイナーや宮沢賢治について / 彼ともっと話がしてみたかった / 夜遅く戻ると 学び舎は静かに眠っていた










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(水口龍太郎さん)


四男とお風呂に入ったり / 遊び相手になってくれたり / その優しさから「今日も泊っていくんでしょ」 / と四男はせがんだ / 自然農畑の大根の味噌汁と / 梅干しとご飯を食べた後 / 彼は出発の準備をした / これから宮崎市内を経由して / 海岸沿いを走り鹿児島に入る / そして出来れば離島にも立ち寄りたいという / 彼と彼の愛車が格好良く見えた










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(出発)


客人は爽やかな風と共に / 学び舎を去って行った / 僕の若い頃 禅寺で無銭宿泊をしながら / 日本中を旅する高校生や若者たちがいたことを / ふと思い出していた / “可愛い子には旅をさせよ” / 龍太郎さんのように / 自転車の方が五感は磨かれるだろう / 龍太郎さん よい旅を!!










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(綾自然農生活実践場 2階)


先週末 / 長男は受験勉強にいそしみ / 次男・三男・四男は再生作業を手伝う / 剪定した木々の運搬や / 雑巾がけなどをしてくれた / 三男は一輪車で運ぶ仕事が気に入り / 四男は自分の体と同じ大きさの木を / せっせと運んでくれていた










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(2階)


次男はもうすぐ中学生 / 雑巾がけも大人並みに出来るようになり / 描く絵も成長して来ている / 僕も妻も再生作業で手が荒れ / なかなか休むことが出来ないけれど / 一段落したら霧島の温泉に浸かりたいな / 3月中にある程度は終わらせたいもの










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(田仲一成さん・景山政之さん)


先週末 水口青年に引き続き / お二人の客人があった / 田仲一成さんは 福岡出身 西米良村在住 / 景山政之さんは 神奈川出身 曽於市在住 / 森に関わる山師を生業とされ / 様々な活動もされている / 車に仕事道具を積んでいたから / 変身して頂いた / 山猫軒(台所)で四方山話に花が咲き / 森林と生態系のこと / 宮崎の山間地域にある技と知恵のこと / フランス発“フォレスト・アドベンチャー”や / 山師・空師のこと / そして“ロープ・テクニック”も教えて頂いた

西米良村のさらに熊本県側には / 自然林のなかに巨樹があるという / それでも昭和30年代以前の / 自然林ほどではない / 田仲さんは地元の古老から聞いた / 山間地で生きた達人たちの技や話を / 真剣な眼差しで話された / 日本中の森を破壊し 大国に追随する日本では / 木や山に畏敬の念を持つことなど / かなり薄れてしまったことだろう / 子孫に森を残した綾町の取り組みは / エコパークとして広く知られていくだろうと / ユネスコから視察に来ている / フランス本部職員は話していた / 綾に限らず“奥山”という自然林は / 地球上の生命にとって大切な宝でもある / 都会にいて森の営みは見えて来ない / 今度 西米良村にも出掛けようかな










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(三男 変身!)


山師マンに変身した三男は / どこかズッコケタ感じがするけれど / そのまま木に登れそうな気もする / さすがに夢中になっている縄跳びは / やりにくいかな? / 子どもたちの未来を本気で考え / 本気で実践する / そんな学び舎にしていけるよう / 努力してみようと思う / 楽しい客人のお二人は / このあと綾の森へ向った / 感謝










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(2階奥)


賢治の学校 綾自然農生活実践場のなかで / もっとも神聖な場所が2階にある / 日曜日 ようやく清掃が終り / 郷田實氏の写真と手帳と石と賢治の言葉を眺めてみた / 窓から数頭の馬たちと大地が見え / 野鳥たちが囀る声が聞こえた / 若しもピアノが弾けたなら / モーツァルトのレクイエムでも弾きたい気分










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(2階奥)


13年前の開校当初に書かれたものだろう / どなたが書いたのだろう










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(2階奥)


とどまることを知らない欲望 / 自然を破壊する非文明










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(2階奥)


透明な意思 / 透明な空 / 透明なこころ……















Tag:人物 ・ 仕事  Trackback:0 comment:8 page to top

再生 リフォーム

再生 リフォーム & イベント



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( Before 南側 )


移転して早 50日が過ぎた / 学び舎の南側には / 開校当初からの桜がある / ようやく外回りにも / 手が回るようになり / 草で覆われた桜の根元にある / 草を刈りツルを切った / 朝晩はまだ冷えるけれど / 晴れた日の日中は / 日向の国らしく気温が上がる / 写真は先月撮影したもの










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( After 南側 )


玄関前の舗装部分は / 半分土に埋まっていた / スコップで土を取り除いてから / 木々の剪定をしたり / 草をノコギリ鎌で刈ったりした / それから花を植えた / 今月半ばから / 宮崎神宮内にて“植木市”があるらしい / 香りのよい花木を見つけて来ようと思う










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( After 玄関 )


倉庫の掃除をしていたら / 古びた木部用塗料を発見 / 南側の木部はかなり傷んでいたため / 玄関周りから塗装作業を始めてみた / 表札も造り直してみた / 渦巻き型のオブジェは / ここを卒業してから / 現在自然農法農家をされている / Tさんの作品 / 金沢美大出身・一児の父である










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( Before 土間廊下 )


元々は馬小屋だった建物 / 土間の両側に馬たちが……と想像してみる / 今月から土間廊下の壁や天井にある / 蜘蛛の巣や埃を取る本格的な清掃を始めた / 農作業用の長靴や板や様々なものを整理して / なるべく開校当初に戻し / 晴れた日には 風を通した










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( After 土間廊下 )


土間廊下は何とかさっぱりとした / 夜 各部屋の名前を考え / プレートをつくり / 手描きして / ドアの上に取り付けた / 右側が実習生用の部屋(6帖2部屋・8帖3部屋) / ティアフル・アイ / イーハトーヴ / 銀河鉄道 / よだかの星 / なめとこ山 / セロ弾き / やまなし / 左側奥から / 山猫軒(食堂) / グスコーブドリ(図書室) / 木偶坊(でくのぼう:事務所) / カンパネルラ(書庫) / 木偶坊は アトリエも兼ねている / 現在描いている注文油彩画は / 九重連山に沈む夕日の絵と / 綾城の絵と / 肖像画の3枚を同時制作している / 有り難いことに / そのお蔭でアルバイトを休んで / 再生作業に時間を充てることが出来た










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( After 食堂 )


写真奥の食器棚の横には / 冷蔵庫が2台置かれてあった / 何だか大きな顔をしているようで / 僕は気に入らなかった / 左側の棚の奥を取り壊す大工仕事をして / 冷蔵庫置き場にリフォームした / 照明は“蛍光灯”だったから / ペンダントを買い“電球色”のLEDに変えた / 蛍光灯の灯りは料理が不味く見えるし / 顔色も悪く見える / ペンダントは宮崎市内のリサイクル店を隈なく廻り / 2,300円(銀色)と1,200円(黒色)のものを見つけた / 紫色のインド綿生地もリサイクル店にて購入 / 予算が少なくとも何とかなるものである / 古民家再生などで覚えたリフォームの技術は / 何かと役に立っている










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( 食堂 展示写真 )


宮沢賢治氏の / “農民芸術概論綱要”は / 20代の東京時代に出会って / 深く感動した本である / 写真右上は / この学び舎が出来るときに撮影された / 左から鳥山敏子先生(東京・賢治の学校代表) / 田淵さん(綾のオーガニック・ファーマー) / 郷田實氏(綾町前町長) / 郷田ちさ氏(郷田實氏奥様) / 素敵な表情をされている写真 / 郷田實氏は他界されていないけれど / 現在70代80代の御方達である / 写真右下は / 筑紫哲也氏が綾に来られた時 / 賢治の学校を訪問し記念に撮られた写真である / 故筑紫氏は綾が好きだったと聞いている

現在二つの実行委員会に誘われ / 新参者ではあるのだけれど / 会合に参加している / その二つとも実行委員長は写真右下の中におられる / その一つ 「照葉樹林文化シンポジウム」は / 3月24日午後2時から行われる / 今年で17回目を迎え / 今回は東大大学院教授・鬼頭秀一氏(環境倫理学)の基調講演と / 綾の自然農法農家・北城直樹さんや / 綾照葉樹林文化推進監・川野耕三氏の / パネル・ディスカッションなど予定されている / テーマは 綾ユネスコエコパーク登録をふまえて / 『自然生態 知ることからしか始まらない 自然との共生』となっている / コーディネーターは 郷田美紀子さん

もう一つは / 「ふれあい綾もりの市」 / 実行委員長の中村嘉寿さんは / 同じ地区に住んでおられる方 / 参議院の事務局に勤めておられたけれど / 綾が気に入りご家族で東京から移住された / ふれあい綾もりの市は / 軽トラ市のようなもので / 毎月第3日曜日に行われる / と言っても4月から始まる新しいイベントである / 地域行事に子ども会 / 学校行事に様々なイベント / 消防団は流石にもう入らないと思うけれど / 地方で暮すよさは人々の繋がりにある / 郷田實氏の掲げた“結いのこころ”は / これからの綾をより魅力的にしていくのだろう / ユネスコエコパークに登録された環境都市・綾 / 共生の地域社会はどこまで進化出来るだろうか










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( 東側自然農畑 )


自然農法と云えば / 愛媛の福岡正信氏や / 奈良の川口由一氏が / 広く知られている / 耕さない・草を刈らない・堆肥を施さない / 大まかにはそんな感じだ / 郷田實氏は「有機農法でも人間の傲りを感じる」と / かつて話されていたそうである / そして川口由一氏の自然農と出会い / 鳥山氏と賢治の学校を綾に創設された / 綾では“生態系維持農法”とも言い / 現在の先駆的農家さんは / 有機農法・自然農法・自然栽培農法のいずれかをされている / 勿論慣行農法生産者の方もおられるが / 生態系維持農法を町全体で推進している / いい野菜は 甘くて美味しい / そして人間のエゴが少ないもの










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( 西側自然農畑 )


ここの自然農畑は / 微生物の宝庫かも知れない / 自然を汚さず / 自然と共生することは / そのまま子どもたちの未来につながる / とても大事な問題なのだろう / ここで学び合いながら / 命そのものと向き合いながら / 生活の実践を楽しみたいと思う / 3・11 あの日を 忘れることなく










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( 西側五右衛門風呂 )


賢治の学校の共同風呂は / ヒノキ風呂だから / 入浴中ヒノキのよい香りが漂う / 外には錆びついた五右衛門風呂がある / 時間が出来たら囲いをつくり / 星空を眺めて入浴出来るようにしたい / 鶏小屋は東屋に改築して / 葉釜でご飯を炊いたり / 野外調理できる場にしていこうと思う / その五右衛門風呂の周りに / 誰も種を撒いていないのに / 大根が勝手に育っていた / 子どもたちが引き抜いては / 夕餉の御馳走になっている










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( ??? )


先日のバレンタインデーの日 / 実習生のKさんが / 「ジャジャーン!」と言って / 夕食時に出された手づくりチョコ / 僕は生まれて初めて食べた! / 右側のチョコの材料は??? / ある野菜 不思議な食感 / なかなか美味しかった / 日常の中の小さな学び?

ここへ来て すっかり / 野菜中心の食生活になったけれども / 「野菜料理は手間がかかるのよ」と妻は言う / 確かにそう言えるだろう / ある若い女性たちが / 「毎日おからクッキーを食べてダイエットしてるのよ」と話していた / 月に2万円くらい通販で購入しているという / う~ん、手間をかけて野菜中心にすれば!と言いたくなる / 子どもを育てられるのかなぁ / 自然生態 知ってるつもり?なのかもね











テーマ : 住まい リフォーム
ジャンル : ライフ

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新しい生活

賢治の学校 綾自然農生活実践場 再生



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(賢治の学校 綾自然農生活実践場)


ようやくパソコンに向かえた / 年末年始は大掃除と引越し / 生まれて初めて / お正月は清掃労働に追われ / つくづく 人生というものは / “初めて尽くし”だと実感した / 今年から新しい生活が始まり / 三足のわらじを履くような / 山のような仕事!仕事! / 肉体労働をして / 絵を描いて / ここの再生と運営 / “賢治の学校 綾自然農生活実践場”は / 綾前町長・郷田實氏と / 東京賢治の学校代表の / 鳥山敏子さんを中心に / 意気投合して / 2000年4月に開校された / 宮沢賢治氏とシュタイナーの理念 / そして自然農法の実践 / この学び舎は / 今年 13才になる










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(吉野ファーム)


学び舎の隣には / サラブレッドを育てる / 牧場がある / 早朝 鶏の声と共に / 馬たちのいななきで / 目を覚ますこともある / 賢治の学校 綾自然農生活実践場は / 馬小屋を改造して造られた / 「ほんものは みすぼらしいところから 生まれるのよ」 / 故郷田實氏の御子息 / 郷田美紀子さんはそう語った / 自然農法を学ぶために / ここから巣立った若者たち / 再生と創造で 今年から新体制に入ろうと思う










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(共同キッチン)


共同キッチンの清掃を終えたのは / 正月明けだった / 妻と二人で朝から晩まで / よく働いたものだ / 全体の清掃を終えるのは / 春先になるだろう










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(2階)


倉庫と化していた2階 / 清掃だけは終えたけれど / 雨漏りの修復など / 建物全体 修繕する箇所は多い / 2階から星空が見える / 春以降 / 様々なイベントを計画してみようと思う










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(夕食の風景)


実習生が起居する部屋は / 1階に6部屋あり / 現在2名が生活している / 自然農法や有機農法を学び / 2年目に入るという男女 / 夕食は共同でつくり / 合掌していただく / 研修先の農家さんから / 野菜を頂いたり / ここの畑の自然農野菜が / 食卓に上がる野菜中心の夕餉 / 農家さんの仕事は / 折りに触れてご紹介する予定










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(共同キッチン)


先日 / 或るお方の誕生パーティーを / ささやかだけれど / みんなでお祝いさせて頂いた / 子どもたちにとっては / ケーキを食べられる特別な日 / 時々しか食べないから / とても美味しく感じるもの










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(自然農カボチャ)

自然農法については / これからぼちぼち書こうと思う / 色々な野菜や果樹が畑にある / カボチャも色んな種類があって / それぞれ味に特徴がある / 実習生のKさんは / 種をオーブンで焼いて / 時々食卓に供する / 甘みがあって なかなか美味しい










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(綾町文化ホール)


今日は節分 / 次男と三男が通う / 綾小学校全児童による / 音楽発表会があった / 「綾っ子発表会」と題し / 毎年この時期に行われるそうだ / 三男たち2年生は / ハイ・テンションだった










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(綾町文化ホール)



次男たち6年生は / 詩の朗読・楽器演奏・合唱を / 披露した / 桜が咲く頃 / 皆中学生になる / 発表会の最後は / 来場者も席を立ち / 小学生たちと一緒に / “ビリーブ”を歌った / ビリーブの歌詞のように / 現実世界を変えられたら / 素晴らしいけれどね










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(ソーラー発電)


昨年末から / 宮崎市内の鳶の会社に行き / 肉体労働をしている / 賢治の学校の事業計画・運営・管理は / 主要な仕事だけれど / 収入にはならない / 油彩画だけでも家族を養えない / 平日は収入源確保のため / 早い時は4時半に起きて / 弁当を作り 挽き立ての珈琲を飲んで出社する / 帰宅してから学校の清掃などをする / けれども疲れて夕食後ぐったりする日もあった / 鳶会社での主な仕事は / ソーラーパネルの組立設置 / パネルを乗せる架台は / 鋼鉄製の単管を組んでつくる / 6メートルの単管は / 35kgほどあり2本担ぐこともある / 鳶の会社だから頑丈な体の若者が多い / 現在は18000坪を整地した / 小高い山の上が仕事場である / 売電の年間売上高は5億円になるとか










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(賢治の学校 綾自然農生活実践場)


生活とは / 生きることを 活かすこと / または 自らの生命を活かすこと / そして生命は / 人間の生命だけを言うのではなく / 宇宙全ての生命と考えてみたい / 生命の繋がりを観て / 個々の生命を活かす道 / それを“農・美・食”の3本柱で / 具体的なカリキュラムをつくり / 賢治のイーハトーブを追求してみたい / 自然農と芸術と食育から学ぶ / 先生は人ではなく自然そのものとする / この仕事での給料は期待出来ない / 子どもたちに背中を見せながら / 多くの人たちと学び合えれば / それでよいのだ / 自然農畑の隣にある梅が / 微笑むように咲いていた


( 付 記 )

久し振りの投稿になりました。高野山時代、コペルニクス的転回と書いたのは、ここへ来る決意をしたからでした。ここでの共同生活は、プライベートはほとんどありません。それでも未来に夢があります。拙いブログですが、今年もどうぞよろしくお願い致します。そして、皆さまにとって、幸多き一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。    拝















テーマ : ナチュラルスタイル
ジャンル : ライフ

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すーさん

Author:すーさん
 Sumito.M 1964~20XX 
 Yayoi.M  仏語翻訳 

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賢治の学校 綾自然農生活実践場

“天の才”を咲かせよう!

世界の子供たちが置かれている状況
の光と影 現日本社会に生きる子供
たちの光と影 事実を正しく見つめ
今を 自らの心性で支配すること

☆ 光を信じること ☆

日向・綾町の暮しの記録を中心に
多分野に渡り気ままに綴ります!

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