郷田美紀子さん
郷田美紀子さん 4days・講演会
Madame Mikiko

パソコン不調のまま、24日午後、宮崎県綾町のお姫様、郷田美紀子
さんと3年振りの再会の期を得られた。郷田さんは奈良への所用を
兼ね、会いに来て下さった。南九州時代、家族共々とてもお世話に
なった。初めてお会いした時は、“椿姫”の印象を持つ方だった。
Le 24 octobre, madame M nous a visité depuis 3 ans. Elle a été venu du sud pays au japon.

24日夕、郷田美紀子さんと妻と3人で夕食を頂いた。高野山の宿坊・
一乗院本館にある風情を感じさせる部屋は、予め下調べをしてから
予約をした。精進料理は三ノ膳。再会を祝して会話と料理を楽しんだ。
郷田さんは綾町にある「オーガニックごうだ」という薬膳料理のお店を
長く経営されている。多くの著名人も訪れているけれど、郷田さんの
食と命の哲学は、野辺に咲く花のようだから滋味深くて素朴だ。
J’ai dîné au temple auberge du mont Koya avec elle et mon épouse. C’est la cuisine Syojin. Elle tient le café de médecine chinoise.

25日は気温が下がり冷え冷えとしていた。奥の院まで歩き、散る紅葉
も見られたけど、久し振りに色んなことを語り合いながらも深まる秋に
僕の心は痛んでいた。何故なら郷田さんの愛する長男・タケルさんは、
もうこの世にはいないのだから・・・・。逞しくて優しくて、母と自然農の
畑に立ち、綾町の生態系維持農法の若きリーダーでもあったのに。
郷田美紀子さんは4人の息子・娘たちと、25年前に高野山を訪れたと
話して下さった。ご長男が突然他界されて、今年は3回忌である。
Le 25 octobreil a fait froid. J’ai promené avec elle au cimetière Okunoin au mont Koya. Mais j’étais triste parce que elle a perdu son fils ainé depuis 3 ans. Elle a parlé que elle a visité le mont Koya il y a 25 ans avec ses quatre enfants.

巡礼者のご詠歌はどこか懐かしい。ゆらめくロウソクの灯と流れる川。
人生の厳しさを忘れるほど、静かな時間が流れていた・・・・。
Les pèlerins, les bouges, et le ruisseau.

郷田美紀子さんの人生は、母性そのものなのかも知れない。けれども
男社会のなかで闘う人でもあった。父・郷田實氏の意志を継ぎ、綾の
森を守るために様々な活動を中心になってされて来られたし、今でも
多方面で活躍されておられる。今回の高野山参詣は、ご長男・タケル
さんの供養にも繋がっているのだと思う。宗派には関係なく。
奥の院の休憩所でお茶を頂いていたら、お坊さんが法話をとつとつと
始められた。話の中で“合掌”について例えられた話が心に残った。
・・・神仏に手を合わせる時、仏に心を任せると蓮の花の蕾のように丸く
なるけれど、願い事や望み事が強いと両掌はピタッとくっ付く・・・・・・
そんな話を聞いて、4歳の4男を思い出した。確かに任せているような。
仏師は幼子からインスピレーションを受けたのだろう。人間は成長する
のに従って汚れていく。だから、《洗心》という言葉があるのだろう。
Elle est une mère aussi est une combattante contre pour la destruction de forêt locale.
Nous avons pris du thé à la salle de repos au cimetière en ecoutant un moine parler sur le bouddhisme. Le cœur se tache en adulte. Il faut le laver maintes fois.

どんなに辛くても、いつも微笑んでいる・・・・・・。
Sourir sans cesse.

26日の午前中は、壇上伽藍を歩いた。午後は講演会の準備のために
僕は花坂へ向かった。無理を承知で郷田さんに講演をして頂けないか
お願いをしたところ、快く受けて下さったから、企画から設営まで全て
一人で行った。ルイさんの写真展と同じように。
Le 26 à la matinée nous avons marché au Danjo-Garan.

郷田さんと話していると、清らかな気持ちになる。まるで冬の朝の光の
ようだ。それにしても、高野山は肌寒い季節になった。
Elle est comme une lumière matinale en hiver. Il fait très froid au mont Koya.

郷田さんは、まちづくりや食育や農業や森づくりなどのテーマで日本中
を飛び回っているから、無償で講演して頂けることは本当に有難いこと
だった。『食は命なり』という演題にしたのだけど、普段は数百人の前で
話されるのに今回は30名ほどだったけれど、それもご縁だからと仰る
ので僕は救われただろうか。とても感動的な内容だった。
五味調和、風土と食、森と生態系などご自身が百姓もされ、子育てや
社会活動も先頭に立たれて来られたから、ただの知識としてではなく、
重みのある言葉となってそれぞれの心に届いたのではなかろうか。
『自灯明』・・・・郷田さんを支えた今は亡きお父様の言葉である・・・・。
ジャンヌ・モローは、愛し合う人間でも孤独であることを知っていた。
母胎から生まれる時も、あの世に旅立つ時も人間は独りであるから
慈しむ心は人生を通して磨かれるのだろう。
Madame M donne une conférence autour du pays, elle parle sur la forêt, l’agriculture, et l’aliment. Elle a fait une conférence aussi au village Hansasaka, pour les 30 villageois. « la lumière en soi » est la parole de son père décédé. Nous sommes seul à la naissance aussi à la mort.

講演会の日は我が家に泊り、子供たちも再会を喜んだ。27日、宮崎へ
帰るため京都まで送ることにして、早朝子供たちとサヨナラをした。
花坂を去る時、偶然、講演を聴かれた女性に会い、その人は言った。
「早速、実践するわ!」・・・・僕はその人に笑顔を返して、喜んだ。
味噌汁を昆布と煮干しでとることや微笑むことなど、郷田さんの薬膳宿
舎「ビオス・ビレッジごうだ」を訪れる癌患者さんが奇跡的に回復を果た
した経験からも、講演から学べたことは実効性を有するだろう。
A la nuit de conférence, elle a dormi chez nous. Le lendemain matin, le 27 octobre, je lui ai emmné à la gare de Kyoto.

京都へ着き、折角だから東寺を見学した。“観智院”は、粋な造りだった
けど撮影は禁止。その後、円山公園へ移動してから、長楽館で珈琲と
シャンパンと軽食を頂いた。
A la ville Kyoto, nous avons visité le temple de Tô(est) et d’autres.

洒落た洋館のなかで働く人たちは、東京時代を思い出す懐かしい感じ
がしたけれど、同時に郷田さんのご長男・タケルさんがいるあの世の
ことなども想像して話していたから不思議な感覚だった。
明日、何が起こるか判らないこの世だから、一期一会の人生を想い
ながら、今を精一杯生きている人たちが愛おしい。そして前世で会っ
ている人たちと、現世で会っているのかも知れない・・・・。
あらゆる命は、人間だけの都合で生きている訳ではない。
ほんものの母性とは、何だろう?人間は弱いけれど、いつの日か
目覚めるのだろう。すべてが明らかになって、心を照らすのだろう。
赤っ恥人生を歩いた僕でさえ、大事なことが見えて来たのだから。
Je songe à la parole « une fois une vie ».

大好きな、郷田美紀子さん、ありがとう!
またいつか、お会いしたいな。
美しい日本の季節の中で・・・・。
― ほんものとは、自然を汚さないこと ― 郷田 實
Merci madame M. Au revoir. Je songe aussi à la parole du père de madame M «L’objet véritable ne salit l’environnement.».
Madame Mikiko

パソコン不調のまま、24日午後、宮崎県綾町のお姫様、郷田美紀子
さんと3年振りの再会の期を得られた。郷田さんは奈良への所用を
兼ね、会いに来て下さった。南九州時代、家族共々とてもお世話に
なった。初めてお会いした時は、“椿姫”の印象を持つ方だった。
Le 24 octobre, madame M nous a visité depuis 3 ans. Elle a été venu du sud pays au japon.

24日夕、郷田美紀子さんと妻と3人で夕食を頂いた。高野山の宿坊・
一乗院本館にある風情を感じさせる部屋は、予め下調べをしてから
予約をした。精進料理は三ノ膳。再会を祝して会話と料理を楽しんだ。
郷田さんは綾町にある「オーガニックごうだ」という薬膳料理のお店を
長く経営されている。多くの著名人も訪れているけれど、郷田さんの
食と命の哲学は、野辺に咲く花のようだから滋味深くて素朴だ。
J’ai dîné au temple auberge du mont Koya avec elle et mon épouse. C’est la cuisine Syojin. Elle tient le café de médecine chinoise.

25日は気温が下がり冷え冷えとしていた。奥の院まで歩き、散る紅葉
も見られたけど、久し振りに色んなことを語り合いながらも深まる秋に
僕の心は痛んでいた。何故なら郷田さんの愛する長男・タケルさんは、
もうこの世にはいないのだから・・・・。逞しくて優しくて、母と自然農の
畑に立ち、綾町の生態系維持農法の若きリーダーでもあったのに。
郷田美紀子さんは4人の息子・娘たちと、25年前に高野山を訪れたと
話して下さった。ご長男が突然他界されて、今年は3回忌である。
Le 25 octobreil a fait froid. J’ai promené avec elle au cimetière Okunoin au mont Koya. Mais j’étais triste parce que elle a perdu son fils ainé depuis 3 ans. Elle a parlé que elle a visité le mont Koya il y a 25 ans avec ses quatre enfants.

巡礼者のご詠歌はどこか懐かしい。ゆらめくロウソクの灯と流れる川。
人生の厳しさを忘れるほど、静かな時間が流れていた・・・・。
Les pèlerins, les bouges, et le ruisseau.

郷田美紀子さんの人生は、母性そのものなのかも知れない。けれども
男社会のなかで闘う人でもあった。父・郷田實氏の意志を継ぎ、綾の
森を守るために様々な活動を中心になってされて来られたし、今でも
多方面で活躍されておられる。今回の高野山参詣は、ご長男・タケル
さんの供養にも繋がっているのだと思う。宗派には関係なく。
奥の院の休憩所でお茶を頂いていたら、お坊さんが法話をとつとつと
始められた。話の中で“合掌”について例えられた話が心に残った。
・・・神仏に手を合わせる時、仏に心を任せると蓮の花の蕾のように丸く
なるけれど、願い事や望み事が強いと両掌はピタッとくっ付く・・・・・・
そんな話を聞いて、4歳の4男を思い出した。確かに任せているような。
仏師は幼子からインスピレーションを受けたのだろう。人間は成長する
のに従って汚れていく。だから、《洗心》という言葉があるのだろう。
Elle est une mère aussi est une combattante contre pour la destruction de forêt locale.
Nous avons pris du thé à la salle de repos au cimetière en ecoutant un moine parler sur le bouddhisme. Le cœur se tache en adulte. Il faut le laver maintes fois.

どんなに辛くても、いつも微笑んでいる・・・・・・。
Sourir sans cesse.

26日の午前中は、壇上伽藍を歩いた。午後は講演会の準備のために
僕は花坂へ向かった。無理を承知で郷田さんに講演をして頂けないか
お願いをしたところ、快く受けて下さったから、企画から設営まで全て
一人で行った。ルイさんの写真展と同じように。
Le 26 à la matinée nous avons marché au Danjo-Garan.

郷田さんと話していると、清らかな気持ちになる。まるで冬の朝の光の
ようだ。それにしても、高野山は肌寒い季節になった。
Elle est comme une lumière matinale en hiver. Il fait très froid au mont Koya.

郷田さんは、まちづくりや食育や農業や森づくりなどのテーマで日本中
を飛び回っているから、無償で講演して頂けることは本当に有難いこと
だった。『食は命なり』という演題にしたのだけど、普段は数百人の前で
話されるのに今回は30名ほどだったけれど、それもご縁だからと仰る
ので僕は救われただろうか。とても感動的な内容だった。
五味調和、風土と食、森と生態系などご自身が百姓もされ、子育てや
社会活動も先頭に立たれて来られたから、ただの知識としてではなく、
重みのある言葉となってそれぞれの心に届いたのではなかろうか。
『自灯明』・・・・郷田さんを支えた今は亡きお父様の言葉である・・・・。
ジャンヌ・モローは、愛し合う人間でも孤独であることを知っていた。
母胎から生まれる時も、あの世に旅立つ時も人間は独りであるから
慈しむ心は人生を通して磨かれるのだろう。
Madame M donne une conférence autour du pays, elle parle sur la forêt, l’agriculture, et l’aliment. Elle a fait une conférence aussi au village Hansasaka, pour les 30 villageois. « la lumière en soi » est la parole de son père décédé. Nous sommes seul à la naissance aussi à la mort.

講演会の日は我が家に泊り、子供たちも再会を喜んだ。27日、宮崎へ
帰るため京都まで送ることにして、早朝子供たちとサヨナラをした。
花坂を去る時、偶然、講演を聴かれた女性に会い、その人は言った。
「早速、実践するわ!」・・・・僕はその人に笑顔を返して、喜んだ。
味噌汁を昆布と煮干しでとることや微笑むことなど、郷田さんの薬膳宿
舎「ビオス・ビレッジごうだ」を訪れる癌患者さんが奇跡的に回復を果た
した経験からも、講演から学べたことは実効性を有するだろう。
A la nuit de conférence, elle a dormi chez nous. Le lendemain matin, le 27 octobre, je lui ai emmné à la gare de Kyoto.

京都へ着き、折角だから東寺を見学した。“観智院”は、粋な造りだった
けど撮影は禁止。その後、円山公園へ移動してから、長楽館で珈琲と
シャンパンと軽食を頂いた。
A la ville Kyoto, nous avons visité le temple de Tô(est) et d’autres.

洒落た洋館のなかで働く人たちは、東京時代を思い出す懐かしい感じ
がしたけれど、同時に郷田さんのご長男・タケルさんがいるあの世の
ことなども想像して話していたから不思議な感覚だった。
明日、何が起こるか判らないこの世だから、一期一会の人生を想い
ながら、今を精一杯生きている人たちが愛おしい。そして前世で会っ
ている人たちと、現世で会っているのかも知れない・・・・。
あらゆる命は、人間だけの都合で生きている訳ではない。
ほんものの母性とは、何だろう?人間は弱いけれど、いつの日か
目覚めるのだろう。すべてが明らかになって、心を照らすのだろう。
赤っ恥人生を歩いた僕でさえ、大事なことが見えて来たのだから。
Je songe à la parole « une fois une vie ».

大好きな、郷田美紀子さん、ありがとう!
またいつか、お会いしたいな。
美しい日本の季節の中で・・・・。
― ほんものとは、自然を汚さないこと ― 郷田 實
Merci madame M. Au revoir. Je songe aussi à la parole du père de madame M «L’objet véritable ne salit l’environnement.».
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